たのしいRuby

PHPプログラマなのですが「オブジェクト指向を学ぶのならRubyが最適だよ」
と先輩プログラマの方に教えていただいたのでたのしいRubyを読んでみました。

たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング

たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング


以下書評

目次
第1部 Rubyをはじめよう
第1章 はじめてのRuby
第2章 便利なオブジェクト
第3章 コマンドを作ろう
 
第2部 基礎を学ぼう
第4章 オブジェクトと変数・定数
第5章 条件判断
第6章 繰り返し
第7章 メソッド
第8章 クラスとモジュール
第9章 エラー処理と例外
 
第3部 クラスを使おう
第10章 数値(Numeric)クラス
第11章 配列(Array)クラス
第12章 文字列(String)クラス
第13章 ハッシュ(Hash)クラス
第14章 正規表現(Regexp)クラス
第15章 IOクラス
第16章 FileクラスとDirクラス
第17章 TimeクラスとDateクラス
 
第4部 Rubyを使いこなそう
第18章 Ruby落ち穂ひろい
第19章 演算子
第20章 イテレータ
第21章 Mix-in
 
第5部 ツールを作ってみよう
第22章 ログの解析
第23章 郵便番号の検索
第24章 HTMLの解析


結論を書くと、この本はRubyを知りたい他のプログラミング言語を学んでいる
方にはオススメです。
プログラミング初心者の方には少し難しいかもしれませんが書籍どおりにRuby
インストールして、サンプルコードを動かしてみればコツをつかめてくるはず。
経験者にも未経験者にもオススメです。
私の場合はPHPが多少書けるのでRubyの書き方さえわかればOKなのでスラスラ
読めました。


第1部は本当に基礎的な部分で、Rubyの配列やデータの扱い方、基礎的な
メソッドが書いてありスラスラ頭に入ってきました。


第2部もすんなり頭に入ってきます。オブジェクトや条件分岐、繰り返しなど
他のプログラミング言語を知っている人ならスルーできる内容です。
第2部はオブジェクト指向を学ぶのに良いと思います。


第3部、第4部、第5部はまだ読み切れていないので読み終わったらUPします。


Rubyで面白いなと思ったのは、データ(オブジェクト)に複数のメソッドが
あるように見えること。(実際そうなのかどうかはよくわからないけど)
たとえばArrayに使えるsizeメソッド。
PHPだとcount関数を用いて配列の数を把握するのだけれどRubyだと以下
のような挙動になる。

$ vi size.rb
name = [1,2,3,4,5]
p name.size
$ ruby size.rb
5


そのほかにもeachメソッドとかがある。
PHPを慣れ親しんだ自分からするとかなり不思議な挙動w。
あれ?newしたっけ?といった気持ちになります。
PHPよりRubyのほうが直感的かもしれません。