頭でっかちなエンジニアになるな!


Photo by Care_SMC

グループ会社の取締役の方とランチをしてそんな話をした。

エンジニアはなんでもきっちりこなそうとしてしまう

震災後に自宅で業務をこなすときにどのようにこなすかという話になった。
僕は「自宅業務となってVPNとかが使えないとなると会社のOS、ミドルウェアと
同等のバージョンにぴったり揃えたりするのは大変である」
という発言したところすぐに「ん?、いや、実はほとんどの場合ぴったり
揃えなくても動きますね。」これが頭でっかちと言われてしまうところ。

ミドルウェアのバージョンを果たしてぴったり揃える必要があるのか?

経験則だが、メジャーバージョンさえ揃っていれば(当然構成によるが)
結構な確率でぴたりと揃える必要はない様な気がした。
ある程度バージョンが近いのであればあとはミドルウェアの設定ぐらいで
なんとかなる気がした。

VPNである必要はない

SSHFTPが社内につながるならまあそれもあり。
※ただし社内のセキュリティポリシーによる

結論:目的ベースで考えよう

所詮ミドルウェアもルールもポリシーも手段なんだから目的に応じて手段
を変えれば良い。

持論:とはいえ決めた手段にきっちり乗っ取ることも大切

これは以上を踏まえた僕個人の意見。

今日、Symfony1.4系のコードを記述しているときに思ったのが仕事をすすめる上で
守らなければならないルールを守ることでより高い効果が出るということ。
MVCの概念を抽象化出来ずに構築しそうになってしまう箇所が1箇所あった。
コミット前に他の人のコードを見ていてそこから偶然自身のコードの不具合を
見つけることが出来た。このコードがリリースされていたら後でリファクタリング
少し面倒になるところだった。
手段にとらわれないことも重要だし、あえて手段を徹底して守ることも重要である。


自他に関わらずアウトプットが出来ない人は評価されない

求められる結果よりもアウトプットが少なければ当然その分評価されないという当たり前の話。
この話は僕に対してではなくて僕以外の人に対してだったが他人に対しても
自分に対してもその点厳しく見る目を持たなければいけないなと思った。
そのためにどんな行動をしなければならないのかをもっと考えないといけない。