あの有名な風刺の右下のあれをどれだけ早期に見つけ、学習できるかということに関して書かれた書籍がリーン・スタートアップ
photo by http://www.projectcartoon.com/ (?)
書籍リーン・スタートアップには「顧客が本当に必要だった物」を早期に発見するための様々なノウハウが書かれている。
「考え方や実践方法の原理原則はアジャイルソフトウェア開発と殆ど一緒じゃないか。」
というのが率直な感想。
自分のなかでのハラオチ
事前に平鍋さんのブログのリーンスタートアップ解説(1)を読んでいたので
自分の中ではアジャイル開発をより経営側にシフトしたものだと勝手に認識していた。
リーン・スタートアップを読み進めていくうちに最後はリーンスタートアップというのはアジャイル
ソフトウェア開発の原理原則を応用して経営まで広げている手法だと自分のなかでハラオチできた。
顧客開発
平鍋さんのブログのなかに「顧客開発(仮説を回して顧客に関する知識を蓄えていくこと)」という
言葉が使われているがとてもよく理解できる。誰も顧客を理解していない。顧客も自分自身
を理解できていない。だから探っていかなければならない。しかも様々な外部環境の変化
で顧客の属性はコロコロ変わってしまうから顧客開発は不断の努力が必要だ。
リーンスタータップはこれからの会社経営の原理原則になる気がする
感覚的にそう思っただけで自信を持って断定するわけはない。そして私自身経営者というわけではない。
ただ、リーン・スタートアップに書かれていることを実践していけば会社は「顧客が本当に必要だった物」を
提供していける。それは会社の発展に有益なことだと認識した。
リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす
- 作者: エリック・リース,伊藤穣一(MITメディアラボ所長),井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: ハードカバー
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