俺がKPTを好きな理由
Photo by Jiheffe
KPT大好き!
KPTにはこんな魅力がある!
- Keep
- プロジェクトでずっと続けていきたいことがわかる
- 正しいのか正しくないのか、行動に確信が得られないときチームに「それは良いことだ」と言ってもらえれば継続して行動する自信が付く
- Problem
- 正しいと思っていたこともチームに指摘してもらってそれを議論することで問題を認識出来ることがある
- 問題だと思っている領域にブレがあるとき、それを議論して統一することが出来る
- どんな問題もチーム内で認識を統一できる
- Try
- KもPもTryのための伏線でしかない。もちろんどちらも重要であるんだけど最も重要なのはTry
- 次のイテレーションでチームとして個としてどうやって動くかを決めることが出来る
- チームで考えることで突拍子もないアイデアが閃くことがある
KPTで最も重要なのは最後のTryを出すこと。
「次のプロジェクトorイテレーションで問題を解決するために何をすべきか」それを議論して決める。Tryを出すためには前提として今良いこと、今悪いことをチームが認識していなければならない。
KPTの先にあるもの
KPTを実施した先にどんな恩恵があるのか?
それは多分、問題意識を共有し、その解決方法をともに考えて、有機的に成長できるチームになることだと思う。つまりチームが成長することだと思う。
今のプロジェクトでは2週間に一度KPTを実施している。この作業をすることで我々は継続的に仕事のやり方を改善していっている。
アート・オブ・アジャイル・デベロップメントのP97に書かれているが、完璧なプロセスなんてない。そして周りの環境は変化し続けている。変化の状況に合わせて継続的にプロセスを更新しなければならない。ふりかえるということはそのための素晴らしいツールだ。
アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: James Shore,Shane Warden,木下史彦(監訳),平鍋健児(監訳),笹井崇司
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/02/18
- メディア: 大型本
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